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★★★★★(大傑作)★★★★(傑作)★★★(普通)★★(イマイチ)★(駄作)☆は0.5 ★☆☆☆☆(客観的に観て傑作とは言い切れないが、個人的な思い入れが強い作品)
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西村京太郎「消えたタンカー」
2009 - 10/19 [Mon] - 09:55
プロット :★★★☆
ロジック :★★★☆
トリック :★★★☆
サスペンス:★★★☆
リーダビリティ:★★★☆
総合 :★★★☆
1975年刊行。西村京太郎と言えば十津川警部が活躍するトラベルミステリーというイメージが定着しているが、その膨大な作品群の中でいくつかはこれぞ本格ミステリと呼べる作品が存在する。代表的には『殺しの双曲線』や『名探偵なんか怖くない』などがあるが、この『消えたタンカー』も奇想と謎解きの面白さがある作品だということで読んでみた。
インドの洋上で原油を満載した50万トンのマンモスタンカーが炎上沈没し、船長以下6名が脱出、残りの26名は生死不明となった。だが、その船長が怪死し、そして警視庁の十津川警部補のもとへ「6人の生存者を皆殺しにしてやる」という挑戦状が届く。警察は残りの生存者を保護しようとするが、その裏をかくように次々と犯行が行なわれ、生存者の乗組員たちが殺されてゆく。
そんな事やろうとするやついるか?といった、ばかばかしいまでの大掛かりなスケールの物語なので、リアリティがないと感じる人がいるかもしれない。だが本作の面白さは、前半の犯人と警察の攻防を描いたサスペンス・緊迫感と、後半の事件の構図の鮮やかな反転にある。伏線の張り方や十津川の思考過程も読みどころ。本格原理主義者でも十分に楽しめる作品である。 続きを読む »
![]() | 消えたタンカー (講談社文庫) (1999/02) 西村 京太郎 商品詳細を見る |
プロット :★★★☆
ロジック :★★★☆
トリック :★★★☆
サスペンス:★★★☆
リーダビリティ:★★★☆
総合 :★★★☆
1975年刊行。西村京太郎と言えば十津川警部が活躍するトラベルミステリーというイメージが定着しているが、その膨大な作品群の中でいくつかはこれぞ本格ミステリと呼べる作品が存在する。代表的には『殺しの双曲線』や『名探偵なんか怖くない』などがあるが、この『消えたタンカー』も奇想と謎解きの面白さがある作品だということで読んでみた。
インドの洋上で原油を満載した50万トンのマンモスタンカーが炎上沈没し、船長以下6名が脱出、残りの26名は生死不明となった。だが、その船長が怪死し、そして警視庁の十津川警部補のもとへ「6人の生存者を皆殺しにしてやる」という挑戦状が届く。警察は残りの生存者を保護しようとするが、その裏をかくように次々と犯行が行なわれ、生存者の乗組員たちが殺されてゆく。
そんな事やろうとするやついるか?といった、ばかばかしいまでの大掛かりなスケールの物語なので、リアリティがないと感じる人がいるかもしれない。だが本作の面白さは、前半の犯人と警察の攻防を描いたサスペンス・緊迫感と、後半の事件の構図の鮮やかな反転にある。伏線の張り方や十津川の思考過程も読みどころ。本格原理主義者でも十分に楽しめる作品である。 続きを読む »
我孫子武丸「殺戮にいたる病」
2009 - 09/19 [Sat] - 14:00
プロット :★★★★
ロジック :
トリック :★★★★☆
サスペンス:★★★★
リーダビリティ:★★★☆
総合 :保留
我孫子武丸が書いたサイコホラーであるが、この作品もまたどうしようもなく本格ミステリとしての要素を包含している。猟奇殺人の犯人の心情がつぶさに書かれているため、内容はどうしようもなくグロテスクで気持悪い。正直女性にはお勧めできない作品である。
物語は、猟奇殺人を犯してゆく「蒲生稔」、息子が猟奇殺人鬼ではないかと疑う「蒲生雅子」、猟奇殺人鬼に大切な女性を殺された元警部の「樋口武雄」の三つのパートで進行していく。それぞれが視点がほぼ固定された三人称で語られてゆくのだが…。 続きを読む »
![]() | 殺戮にいたる病 (講談社文庫) (1996/11) 我孫子 武丸 商品詳細を見る |
プロット :★★★★
ロジック :
トリック :★★★★☆
サスペンス:★★★★
リーダビリティ:★★★☆
総合 :保留
我孫子武丸が書いたサイコホラーであるが、この作品もまたどうしようもなく本格ミステリとしての要素を包含している。猟奇殺人の犯人の心情がつぶさに書かれているため、内容はどうしようもなくグロテスクで気持悪い。正直女性にはお勧めできない作品である。
物語は、猟奇殺人を犯してゆく「蒲生稔」、息子が猟奇殺人鬼ではないかと疑う「蒲生雅子」、猟奇殺人鬼に大切な女性を殺された元警部の「樋口武雄」の三つのパートで進行していく。それぞれが視点がほぼ固定された三人称で語られてゆくのだが…。 続きを読む »














