| トップページ > 歴史漫画 ラ〜ワ行 | ||||
★★★★★(大傑作)★★★★(傑作)★★★(普通)★★(イマイチ)★(駄作)☆は0.5 ★☆☆☆☆(客観的に観て傑作とは言い切れないが、個人的な思い入れが強い作品)
Ads by Google
新しい記事を書く事で広告が消せます。
我が名はネロ
![]() | 我が名はネロ (1) 安彦 良和 (2003/07) 中央公論新社 この商品の詳細を見る |
作画:安彦良和
初出:「コミックビンゴ」(1998年3月〜1999年5月)+文芸春秋より書下ろし
属性:古代ローマ史、古代キリスト教史
登場人物:ネロ、アグリッピナ(ネロの母)、セネカ、ペテロ、パウロなど
時は紀元一世紀、養父クラウディウス帝の死(暗殺)に伴い、新帝ネロは16歳にしてローマ帝国の皇帝となった。果てしない権力への欲望を持つ母アグリッピナは、皇帝の母という地位を利用して権勢をほしいままにする。ネロはしだいに権力への欲望に目覚め、アグリッピナと対立することになる。本作は芸術が好きな繊細な少年ネロが、いかにして「暴君」と呼ばれるまでに変質してゆくかを、彼の内面に迫って描いた作品である。けっこうエグイ描写があるので、そっちがダメな人は注意。 続きを読む »
李朝・暗行記
![]()
![]()
作画:皇(すめらぎ)なつき
初出:「鴛鴦恨」「北辺の疾風」「身世打令」は『李朝・暗行記』(角川書店、1993年7月)、「山に住む神」「略奪された娘」は『山に住む神』(角川書店、2000年7月)、「修善寺物語」は『梁山泊と祝営台』(角川書店、1992年10月)。
単行本:1巻(潮漫画文庫)
属性:朝鮮中近世史、朝鮮王朝史、李朝風俗史、暗行御史
朝鮮王朝(李朝)物4点、鎌倉物1点、中世ヨーロッパ物1点である。ここはタイトルに沿って李朝・暗行物を紹介したい。朝鮮王朝時代(1392〜1910)には、身分を隠して地方を巡り、不正官吏の摘発や民情の探索を事とする国王直属の暗行御史という官があった。物語の主人公はこの暗行御史-尹であり、彼は若くして科挙に合格したエリートだが、妻との間に悲しい過去をもつ男であった。彼は当たり前だが身分を隠して各地方を巡察し、官吏の行状や民情を探索する。その過程が物語の核となるのだが、この作品では各話ともに非常に詩情あふれたロマンティックな、それでいてどこか憂いと悲しみを伴った物語が展開される。
龍 RON
マンガ第二弾は「龍 RON」です。
作:村上もとか
連載:ビックコミックオリジナル 1991年〜現在連載中(2005年7月)
単行本:1〜39巻(小学館ビックコミックス)
属性:日本近代史、中国近代史、近代日中関係史
作者は「六三四の剣」で有名な村上もとか。本作品「龍 RON」は1996年に第41回小学館漫画賞、1998年に第2回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門優秀賞を受賞している。
戦前、日本と中国のハザマで激動の昭和を生きた押小路龍という男の半生を、大河ドラマ的スケールで描いた作品である。物語は昭和初期1928年から始まり、現在連載は第二次世界大戦末期で佳境に突入している。














